まったりサボテン育生

サボテンとの生活、平凡な日々などの記録

サボテン紹介その6.ユーベルマニア

本日は、ユーベルマニア属(Uebelmannia)を紹介します。見た目は、おおよそサボテンらしくないチョコレート紫色や紫がかった濃緑色で、ザラザラとしたサメ肌をしており、成長すると馬の鬣を彷彿させるように黒い刺を並べて生やします。また、現地株はチョコレート肌に白粉を吹いたような姿をしています。渋くて格好良い、サボレフィンが一番好きなサボテンです。

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ペクチニフェラ(Uebelmannia pectinifera)。ブラジル南東部,ミナス・ジェライス州に生息。我が家に初めて来たユーベルマニアで、全体的に赤味がかった色をしています。まだ若い子なので分かりませんが、純粋なペクチニフェラではないのかもしれません。札落ちではないです。

 

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過去の記事に何度か登場しているペクチニフェラ、サボレフィンのシンボルマークの子です。密な黒い刺をまっすぐに生やし、成長して刺座の間が詰まれば鬣のようになりそうで楽しみな子です。

 ユーベルマニアはブラジル南東部アンデス山系の原産で、1966年、スイスのサボテン師、Werner J. Uebelmann によって発見され、ユーベルマン(Uebelmann)の名に因んで、ユーベルマニア(Uebelmannia)と名付けられました

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現在、ペクチニフェラ(U. pectinifera)、ブイニンギー(U. buiningii)、グミフェラ(U. gummifera)の3種を主とし、それぞれ様々な亜種が発見されています*1。最近では、エリオカクトオイデス(U. pectinifera var. eriocactoides)という亜種が発見されたようです*2

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プセウドペクチニフェラ(U. pectinifera var. pseudopectinifera)。ブラジル南東部,ミナス・ジェライス州に生息。ペクチニフェラもどき、という少々ヒドイ名前ですがペクチニフェラの一種です。ペクチニフェラよりも刺が長く、拡散して生えるのが特徴です。

 

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フラビスピナ(写真中央,U. pectinifera subsp. flavispina)とペクチニフェラ(周り6人)。ブラジル南東部,ミナス・ジェライス州ディアマンティーナに生息。ペクチニフェラの地域亜種で、濃黄色の刺が生えるのが特徴です。

標高約1000 mの乾燥した岩の多いサバンナ高原で、有機腐葉土の砂地や岩の亀裂のポケットに生息しており、特徴的なのは強い酸性土に生えていることです。栽培下では、酸性を意識しなくても問題はないらしいですが、サボレフィンは用土に腐葉土の代わりにpH調整無のピートモスを混ぜています。用土が酸性~中性の範囲内でpHが生長にどのような影響を及ぼすのか、来年、実生苗1年生で実験してみようと思います。

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グミフェラ(U. gummifera)。ブラジル南東部,ミナス・ジェライスに生息。生長速度はユーベルマニア属の中でも最遅で、やや難物なサボテンらしいです。この子はグミフェラの特徴とは異なり、ペクチニフェラに似ているようにみえるので、実生においてペクチニフェラの血が混ざっているのかもしれません。開花するかはわかりませんが、小さな黄色の蕾をつけています。

この半年、ペクチニフェラを育てていて次のことを感じました。

  • 40℃以上の暑さ(直射日光下)、零下数℃の寒さ(冬屋外フレーム内)にも耐えられる
  • 排水のよい用土が良い(梅雨時に買ったままの水持ちのよい用土で育生していたら、根腐れ気味になった。単に潅水方法が悪かったせいかもしれませんが。)
  • 生長は遅い(植え替えで根を整理して生長を再開するまでに1ヶ月くらいかかった。新刺を出して生長したと感じたのは、さらに2ヶ月後だった。)

用土は乾燥気味にしつつ、潅水するときはたっぷりと行い、よく日を当てて通風よく育てれば、機嫌よく育つように感じます。所謂、一般的なサボテンの育て方で特別なことは不要なようです。最適な育生は、これから少しづつ勉強・研究したいと思います。

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2014年7月,8月に播種したペクチニフェラの実生苗。現在、冬の室内で日に当ててスクスクと育っています。

サボレフィンは、このユーベルマニアを開花・結実・採種、そして種をドカッと播いて育てるのが夢です。一筋縄ではいかないでしょうが、頑張りたいと思います。ご教授下さる方、アドバイス等々、お待ちしております!

がんばるよー!元気に育ってね~!

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